自然
宮古島の体験

風は流れ、雲が泳ぐ。
宮古島屈指の景勝地、東平安名岬。

宮古島の南東端に位置し、東シナ海と太平洋に面する岬が東平安名岬。
標高20mの断崖が約2kmに渡り伸びるこの場所は、風が強いことでも有名です。
空を仰げば風は流れ、雲が泳ぐ。刻一刻と変わる景色は、
この地だからこそ味わえる宮古島の絶景です。

地名が意味する朝日は
島内屈指の美しさ。

東平安名岬という独特の地名は、この場所が日の出の地であることを表しているといわれています。沖縄の方言で“東”は“あがり”と呼ばれ、太陽の上がる方角を意味しています。そのため、東平安名岬は“あがりへんなざき”という別の呼び名もあり、宮古島屈指の日の出スポットとしても有名なのです。 まだ暗い日の出前に、この地に出向き、天気が良ければ美しい星空が出迎えてくれます。満天の星空の下、聞こえるのは押しては返す波音のみ。灯台の明かり以外は、人工的な光が無い空間は、地球の息吹や営みを感じられる貴重な場所でもあるのです。
しばしそんな自然が刻むリズムに身を委ねていると、灯台を正面に臨み、右は太平洋、左は東シナ海という雄大なパノラマが、夜明けとともに徐々にその全容を現していきます。遠くの空が白け始め、ゆっくりと朝日が昇る日の出の時間は息を呑むほどの美しさに。さらに気象条件が揃えば、太陽が海面から顔を出す瞬間、空と海の境目が燃えるように輝くのです。
毎日変わるそんな一瞬の絶景もまた、宮古島が大切に守り続ける自然が生み出す宝物なのかもしれません。

吹き抜ける風がつくり出す
この場ならではの景色。

東平安名岬は、宮古島を代表する観光名所でありながら島の南東端に突き出るように伸びる岬ということもあり、今なお貴重な植物群落が間近に観察できます。約2kmに渡って伸びる岬は、最大幅約160m、標高約20mの細長い独特の形が特徴で、遮るものの無い断崖は風の通り道としても知られています。そのためテンノウメやイソマツなど、風衡地特有の植物が群落し、一面に咲き乱れる春のテッポウユリやピンクが愛らしいグンバイヒルガオなど、四季折々で観光客を出迎える美しい植物も見どころの一つです。こうした独特の生態系を守る岬一体は国指定名勝でもあることから、岬の付け根部分の駐車場に車を停め、徒歩での移動が基本です。ゆっくりと歩いても10分ほどの散策。そこでは真夏でも吹き抜ける風が心地よく、徐々に近づく白亜の灯台と青空とのコントラストは、一片の絵葉書のよう。
宮古島の美しさを凝縮したような輝く海と、風に流され表情を変え続ける景色は、日本の都市公園百選にも選ばれ、この岬の最大の見所になっています。

昭和42年に設置された平安名埼灯台。高さ25mで灯台内部を昇ることも可能。
春にはテッポウユリが一面に咲き誇る。

アスリートが疾走し、輝く場所。

地図で見ると三角形に近い宮古島。その最東端という立地もまた東平安名岬の特徴であり魅力のひとつです。中心街の平良の街から車で40分ほど、シギラリゾートの各ホテルから20分ほど。宮古島きっての僻地である東平安名岬へは車で向うにつれ徐々に人工物も少なくなり、自然が近づいてくる感覚なのです。
1月には「宮古島100kmワイド-マラソン」、4月には「全日本トライアスロン宮古島大会」と島を代表するスポーツイベントのコースに組み込まれるのは、そんな自然の美しさを最も身近に感じられる場所だからではないでしょうか。コバルトブルーに輝く絶景と吹き抜ける海風は、きっとアスリートの背中を力強く後押ししてくれるのです。

4月に行われる「全日本トライアスロン宮古島大会」の様子。
岬の中央にはトライアスロンの石碑が建つ。

宮古島の端の端は、
もっとも島を感じる場所。

イムギャ―マリンガーデンの東に位置する宮古島の端の端。東平安名岬とは、太平洋と東シナ海、美しい景色と厳しい自然、異なる表情が驚くほど身近に同居する場所であり、この自然との距離感はもっとも宮古島を感じられる場所なのかもしれません。

MAP

東平安名岬へはシギラリゾートから車で20分。
レンタカーをご用意しておりますのでぜひご利用ください。